潜水士とは?試験の難易度・合格率・勉強法・過去問・解答速報をご紹介!

潜水士とは、労働安全衛生法の規定に基づき、潜水業務に従事するものに必要とされる国家資格です。水中で作業できる唯一の職業となっています。プロの潜水士として活躍できる場は多く、さまざまな職種で需要があります。フリーランスとして働くことも可能です。

潜水士になるには、国家試験である潜水士試験に合格する必要があります。潜水士試験は誰でも受験でき、平均合格率は80%以上なので、比較的挑戦しやすい資格といえるでしょう。

潜水士とは

潜水士とは、水中で作業できる唯一の職業となっています。労働安全衛生法第75条及び高気圧作業安全衛生規則第52~55条を根拠とした、国家資格です。労働災害の防止など労働者の保護を目的としています。

潜水器を用いて空気圧縮機、手押しポンプによるによる送気やボンベからの給気を受けて潜水業務を行う場合には、 高気圧障害の危険性が高くなることから、潜水士の免許が必要になります。

仕事内容

潜水士の主な仕事内容は以下の通りです。

  • 水底環境調査や建造物の基礎工事、溶接作業
  • 海難船舶の救助や引き揚げ、船底の清掃、点検補修作業
  • 魚を集めるための石やブロックなどの漁礁設置
  • 水質や環境などの調査
  • 水難事故に関わる人命救助や船舶救助
  • 海洋レジャー施設などでダイビングの指導

給料・年収

潜水士の平均年収は、400万円~600万円です。

潜水士資格を得る方法

潜水士になるには、国家試験である潜水士試験に合格する必要があります。潜水士試験は誰でも受験でき、平均合格率は80%以上なので、比較的挑戦しやすい資格といえるでしょう。

潜水士資格のメリット

プロの潜水士として活躍できる場は多く、さまざまな職種で需要があります。

  • 消防士
  • 警察官
  • 水産漁協組合
  • 海上保安庁
  • 海洋レジャー(マリンスポーツ)
  • サルベージ・浚渫土木工事
  • 水産、商船大学・高校関係者

フリーランスとして働くことも可能です。

潜水士試験

潜水士試験は、安全衛生技術試験協会が実施しています。

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受験資格(潜水士)

試験日程

潜水士試験は、年に4~6回、各地の安全衛生技術センターで行われます。

たとえば、2021年・2022年の試験日程は以下の通りです。

2021年12月、2022年1月・2月・4月・6月・7月・9月・12月

試験地

北海道、宮城、千葉、愛知、兵庫、広島、福岡

受験料

6,800円(非課税)

受験資格

なし

ただし、本人確認証明書の添付が必要です。

試験内容

出題形式:五肢択一式

試験時間:4時間

試験科目

・潜水業務 10問(30点)
・送気、潜降及び浮上 10問(25点)
・高気圧障害 10問(25点)
・関係法令 10問(20点)

合格基準

科目ごとの得点が40%以上で、かつ総得点が60%以上で合格

合格率・難易度

2017年から2021年に実施された潜水士試験の平均合格率は、81.7%です。潜水士試験には実技試験がなく、筆記試験のみです。4科目すべて五肢択一式で記述問題はないため、比較的に難易度が低めの試験と言えるでしょう。

年度 受験者数 合格者数 合格率
2021年 5,475 4,079 74.5%
2020年 6,015 4,886 81.2%
2019年 6,557 5,418 82.6%
2018年 6,778 5,830 86.0%
2017年 6,891 5,708 82.8%
31,716 25,921 81.7%

潜水士試験の勉強方法

潜水士と聞くと実技技能が問われるように感じるかもしれませんが、試験科目は学科のみで実技はありません。これは潜水作業時における高気圧障害等の危険に対する知識について主眼を置いているためです。
そのため、潜水業務に関係する化学的な知識や、使用する用具の扱い方、潜水作業時に起こりえる危険に対する防護のための知識、その他関係法令等について問われます。
その他の試験と同じように過去問題やテキストを中心とした学習が合格へつながります。また、出題自体は各科目10問ずつですが、「潜水業務」の科目は30点分、「関係法令」は20点分と配点基準が科目ごとに違います。
そのため、配点基準の高い科目を優先的に勉強することで、効率よく勉強を行っていきましょう。ただし、科目の得点が40%を下回ると不合格となってしまうので、注意をしましょう。

勉強時間の目安

潜水士試験の勉強時間の目安は、20時間程度です。約2週間勉強すれば、独学でも十分合格できます。

過去問

潜水士試験の過去問は、安全衛生技術試験協会のホームページで過去2回分が入手できます。

公表試験問題 安全衛生技術試験協会

講習会

安全衛生普及センターでは、潜水士試験合格を目指すための受験準備講習会を年に3~4回開催しています。受講期間は2日間です。

受講料金

  • 一般:18,840円(受講料)+2,750円(テキスト代)=21,590円(税込)
  • ダイビング産業協会 個人会員:17,840円(受講料)+2,750円(テキスト代)=20,590円(税込)

潜水士 受験準備講習会 安全衛生普及センター

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